てんりゅう柄

天竜の山を象徴する杉、檜をモチーフに、人工美林である規則性と個々の山の個性を文様にしました。「光の芸術」とも言われる林業。林に差し込む光を黄色、山で暮らす人たちの思いや優しさを赤色で表現しました。

ここ浜松市には豊かな山がある、森がある。
市の面積のおそよ66%が森林なのです。そしてその森林のおよそ70%が人工林、木材の生産を主とする森林なのです。浜松市は日本でも有数の木材産地で、「天竜材」という名で一種のブランドにもなっています。

しかし、木材価格の低迷による林業の衰退や中山間地域の高齢化などにより、その豊かな森、そして山自体の荒廃が懸念されています。山が持つ自然環境は、水資源の供給やCO2の吸収、レクレーション機能など都市部の人々にも様々な恩恵を与えてくれています。

そこでえんらくでは、地域の大切な資産である山の課題解決のためには、もっと多くの人が興味を持ってもらう。意識してもらう事が大切だと考え、山と個々の暮らしがつながるツールとして「柄」を考えることにしました。天竜の山を表現する柄を作り、日々の生活で使うものへ展開して、個人の暮らしの中に入り込む。その暮らしの中で感じる天竜の山。天竜の山に思いを馳せる人を増やそうと思いました。

そんな思いで「てんりゅう柄」を作りました。